なんていうか

全然「魔女裁判」に集中できないよね。「人間失格」読んだ後のインパクトがデカすぎる上に、昨日は「魔女裁判」の放送ないし。いやー楽しみだな〜。どんな風になるのか。そういやオールナイトで小栗さんが「ねえ、大丈夫なの?」って生田さんに訊いてましたね。ああいうことサラッと訊けるっていうのは本当にいい関係だな〜って思いますよね。
あそこで「大丈夫じゃないよ」って言えるタイプの人ではないんだけどね。たぶん。いや、小栗さんの前では言うと思うけどラジオっていう場では言わない気がする。まぁ勝手にそう思ってるだけなんだけど、ファンには弱みとか見せたくないんだろうな。

そうそう昨日色々考えてみたんだけど、『自分のイメージなんてなくていい』とか見てる人が作品に入り込むためには素の自分を出さないほうがいいんではないかという生田さんの言葉、こう考えれば理解できるな!ってのに辿り着きましたよ。なのでスットコながらも私の見解を書かせていただきます。いつも以上にすこぶる長いよ。



まず、私は役者としての生田さんが好きなんですね。だからドラマや舞台を見るとき、生田さんはこういう人だってのは置いといて…今回の役はこういう役でこういう話です。よし集中して見よう!と予め予備知識を入れたり、頭を切り替えたりして観るための身支度を整えておるんですわ(あくまで私の場合はですが)。これって案外デカイことのように思えて。支度をしないでいきなり観たら、もしかしたら、笑顔のない生田さんに違和感を覚えるかもしれないし(魔王や花男のときとかね)、不良役をやっていてもどこかに違和感を感じたり、こんな役合わない!なんて思ったのかもしれないな、と。
つってもまぁ私の場合は初めて生で観たのがWSS・冬版のアクション役だったからそんなイメージを持ってないんだけども。あれを観ていいお兄ちゃんイメージも壊れたし、育ちがいいイメージなんてぶっ飛びましたから。何せ6列目でしたし。見えましたよー。細部まで。
それはいいとして、生田さんは元から観る姿勢が出来上がってる人のことはそもそも言ってなくて。あくまでこの人はもっとフラットに観る人のことを考えて言っているんじゃないかと。たまたま観た人に、何これ生田斗真何やってんの?的な違和感を与えないで作品を作品として観てもらうためには、自分自身のイメージを殺せばいいんじゃないかと考えたわけなんですよね。きっと。なるほど、こう考えれば何となくだけど理解できる気がする。

でもまぁ本当のところ

生田担だから、よくわかりませんよ。

たまに「○○担」じゃないからわからないでしょ、的なことを思ってしまうこともあるし、言っていただくこともあるのですが、でも逆にいうと「○○担」だからわかる事って何でしょう?私には胸を張って生田担だからわかる、と言えることはありません(まぁ舞台とか観てきたからわかるとか小声で言える事なら多少はありますけど)
でも生田担だからわからないと言えることはある。だからたぶん、担当じゃないからわかる事だってきっとあるんだよね。

話が微妙にズレたけど、ズレたところで話をシフトします。

この間私が書いた生田さんのぴあでの発言に対する反論、あれだけ見るとすっげー反対してるみたいにも見えるんだけど、決して真っ向から反対してるわけではないんです。私の考えと多少のズレがあったからそれをこの場でああやって書いたけど、生田さんの考えはそれはそれで自担は今こう思ってるんだってそのまま受け止めております。ご安心ください(誰に言ってるんだ)
そんで改めてぴあの記事を読み返してみると、「考えすぎかもしれないけど…」って前置きをして話しているところに安心感を覚えますね。いま、必死にもがいてて色んなことを悩んで役者になろうとしている。そう、役者に『なろうとしてる』んですよね。「役者一本でやってきた人と違って自分は元から役者になろうとしてこの世界に入ったわけではない、そういう負い目みたいなものは常に感じてる」以前生田さんが言っていた言葉です。あの事務所の人間でありながら、役者として進んでいること、役者として仕事しているのにアイドルであること、案外見ている側よりも、本人が1番気にしてきた、というか違和感を覚えていたんだと思います。だからこそ余計に、必死なんですよね。
あと中井貴一さんが松本さんとの対談で仰ってたんですけど、「僕らみたいなフリーランスな人間は常に次が最後みたいな気持ちで仕事をしなければならない」と(曖昧ですが)。きっとそういう意識を持った人(小栗さんとか瑛太氏とか)が周りにいるから、生田さんのなかにもそこまでとはいかなくても、次失敗したら終わりみたいな意識があるんじゃないかと。だからあんだけアツくなれるんでしょうね。
そんな風に一生懸命なとことか必死なこととかをこの人はカッコ悪いと思ってないから隠さないんですね。だからさっき弱みは見せたがらない、的なこと言ったけど、本当の意味では見せてくれてるんですよ。もがいてることも、必死になってることも、直接的な言葉では言わないけど。まぁ飾るのが得意じゃないせいもあるんでしょうけど。笑
私はそういう姿勢についていこうと思えたんですよね(にのみやさんのお手紙とかでなく)。そうだった。思い出したわ。

結局また何が言いたいのかわからないけど、つまりはまぁこれからも頑張ってください。ついていきます。ってことで。(無事に着地に失敗しましたよ)